2025年07月24日 12:37

山口産業は、アクティブレポート「膜で考える畜産の未来|ACTIVE REPORT No.4|MEMBRANE LAB.」を公開した。合わせて、製品ラインナップや導入事例を網羅した『膜構造畜舎』カタログをリニューアル。さらに、同社の膜構造畜舎の最大導入実績である伊藤忠飼料との対談動画をYouTubeチャンネルにて公開した。
日本の畜産業界は、近年、「コスト高」に加え、「働き手不足」が深刻化。また、一戸当たりの飼育頭数増加に伴う「牛の健康管理の難しさ」や「暑熱ストレスの軽減」も大きな課題。さらに、家畜排泄物由来の「メタンガス排出」といった「環境問題」や、狭小な国土での「土地の有効活用」も喫緊の課題となっている。
山口産業は、こうした複合的な課題に対し、創業以来培ってきた膜構造建築の技術とノウハウを活かし、「膜構造畜舎プロジェクト」を立ち上げ、研究開発に取り組んできた。同社の膜構造畜舎は、その優れた特性により、畜産業界の多様な課題に包括的に対応する。従来の建築工法と比較し、約1/3~1/2のコストで建設が可能。また軽量構造とプレファブ化により、工期を最大100日短縮でき、建設期間中の牛へのストレスや作業への影響を最小限に抑える。また生産性の向上、環境負荷の低減と循環型農業へも貢献する。
この度公開したアクティブレポートVol.4では、畜産業界の現状と課題を多角的な視点から分析し、膜構造畜舎が提供する具体的な解決策を深掘りしている。詳しくはこちら。