2025年07月18日 09:59

ボーダーラインは、オンラインくじ事業特有の複雑な物流課題を解決する新サービス「KujiLogi(クジロジ)」の先行案内を7月14日より開始した。

高騰する配送費、1注文あたり平均18PCS超のくじ特有の多点配送、そして長期化する配送リードタイム——オンラインくじ業界が直面するこれらの構造課題に対し、同社は5年以上のオンラインくじEC運営代行で培った知見を元に、「梱包最適化」「仕分け作業の自動化」「オペレーションの効率化」で応える。本来集中すべき企画やマーケティング活動にリソースを再配分できる、次世代のバックオフィス体験を提供する。

「KujiLogi」は、複数の商品を検知し、60サイズ梱包を上限とする最適な箱サイズを自動計算。ネコポス比率も向上させ、平均配送コストを大幅に削減する。また、「KujiLogi」では、3次元自動仕分けロボット「T-Sort 3D」を導入。1時間あたり1000〜1500PCS、1日最大1万PCSを自動で仕分けることで、1件平均18.6PCSという高負荷出荷にも安定対応が可能だ。運用人員はわずか2〜3名、仕分け精度は人手作業と比較して大幅に向上し、人的コストの最小化とリードタイム短縮を同時に実現する。さらに、独自の業務フローにより、一般的なリードタイムである3カ月を、最短2カ月に短縮することを目指す。本サービスは、実績ある「オンラインくじEC運営代行」をベースに、「業務自動化オプション」を組み合わせた形で提供を開始する。

KujiLogi