2025年07月15日 15:53

J-CATは、現在開催中の大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン内において、MUIC Kansaiが企画する観光をテーマとしたブース「HOTEL TOMORROW」に参画。観光産業が抱える社会課題とその解決に向けた取り組みの未来像を、パネルおよび映像展示を通じて紹介する。
観光業界が直面する課題──オーバーツーリズム、文化継承の担い手不足、旅の選択肢の画一化、観光DXの遅れなど──は、地域社会の持続可能性や文化の多様性に深く関わっている。「HOTEL TOMORROW」は、パビリオン内の「リボーンチャレンジ」ブースにおいて、人の価値観や生き方に変化をもたらす「未来の旅」のあり方を提示する展示企画。
同社はこれまで、地域の文化資源を活かした体験設計や、テクノロジー技術を活用した観光DX支援モデルの実装を進めてきた。今回の展示では、そうした取組みの背景にある課題意識と、観光産業の未来に向けたビジョンを紹介。社会課題を起点に構成された「観光の未来像」オーバーツーリズム、文化継承の危機、選択肢の画一化、DXの遅れなど、観光業界のリアルな課題に向き合う視座を提示する。
また体験を通して見える「これからの選択肢」 AIによる旅程提案、MaaS連携による移動課題の解決、地域と観光客をつなぐ交流プラットフォームなどを通して、新たな旅のかたちを実感できる。土地や人との関係性を育み、文化を深く理解する旅の提案を、テクノロジーの力と融合させて表現する。