2025年06月26日 12:52

LabBaseは、文系・理系を問わない博士課程在籍者およびポストドクターを対象としたメンタリングサービス「LabBase博士・ポスドク Ph.Dメンターとの1on1面談」を提供開始した。

博士後期課程の進学者数は減少傾向にあり、その主な要因として、修了後のキャリアパスが見えづらいことや大学内の支援体制の不足が指摘されている。さらに、博士学生の在籍数が少ないため、留学、就職、アカデミアに残るなどの進路に詳しい先輩や相談相手が身近におらず、将来の選択に対する孤立感・不安を抱えるケースが散見される。また、博士課程では非常勤講師や奨学金以外の収入を得る手段が限られるため、生活費や研究費の捻出に経済的不安を感じる学生も多い。

本サービスは、博士人材が抱えがちなキャリア形成や研究資金・進路に関する不安を、実績ある博士出身の先輩メンターとの1on1面談で解消するプラットフォーム。メンターは、アカデミア、産業界、ベンチャーなど多様な研究・実務経験を有し、オンライン面談できめ細かくサポートする。現在約30名所属するメンターは、性別・キャリアも多様性に富み、博士採用に詳しいメンター、海外で研究に従事したことがあるメンター、英語が母語のメンターなど、留学生を含む様々な博士学生のメンタリングに対応可能だ。

若手研究者の独創的な挑戦を一体的に支援することを目的として科学技術振興機構(JST)が実施する「SPRINGプログラム」に対応するサービスとして、既に複数の大学において導入されている。

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