2025年05月15日 16:10

アスタミューゼは、プラズモニクスおよび量子光学に関する技術領域において、同社の所有するイノベーションデータベースを網羅的に分析し、動向をレポートとしてまとめた。
光を極限まで制御・利用する技術の発展はめざましく、その適用範囲は光物性の基礎科学から、医療や次世代太陽電池などの社会課題解決型の技術応用にまでいたる。日本でも、CRESTやさきがけをはじめとするJSTの大型研究プログラムが立ち上がり、量子フォトニクスやナノフォトニクスを中核とした課題が多数採択されている。
このような動向は、たんなる学術的支援にとどまらず、イノベーション創出やディープテックとして、社会実装を視野に入れた取り組みへと広がりつつある。その技術革新の候補が、本レポートで取り上げる「プラズモニクス」と「量子光学」。
これらの技術は、光技術における次世代基盤技術として位置付けられている。さらにこれらの技術を融合することで、従来の光技術では到達が困難であった、時間・空間・エネルギー領域での極限的な光制御が可能になりつつある。このような究極まで制御された光は、今後、社会をどのように変えていくのか。
量子工学における論文、グラントに関する詳細分析、プラズモニクスと量子光学を組み合わせた量子プラズモニクスについての分析と展望、世界的な研究開発動向とまとめについては同社コーポレートサイトの該当ページへ。