2025年05月15日 09:49

GMOインターネットは、生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」の追加投資(約15億円)を決定した。
「GMO GPUクラウド」は、NVIDIA H200 Tensor コア GPUを搭載した国内最速の商用向けGPUクラウドサービス。2024年11月のサービス開始から、ロボット開発や自動運転AIなど、多くのAI開発基盤として採用されており、今後もさらなる需要の拡大が見込まれることから、追加の計算資源の導入を決定した。今回は、NVIDIA H200 GPUを256基追加し、設備の稼働は2025年第4四半期(10月~12月)を予定している。
GMOインターネットは、2024年4月15日に経済安全保障推進法に基づく特定重要物資「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受け、2024年11月22日からクラウド事業者として、国内最速でNVIDIA H200 GPUを採用したサービスを提供している。
「GMO GPUクラウド」は複数の企業・研究組織に採用されており、特にLLM開発や高精度の推論処理、ロボティクス分野における高度かつ複雑な計算要件においては、「GMO GPUクラウド」の強みである、マルチノードに最適化されたクラスタ構成の高性能GPU環境が不可欠であり、その需要は急速に高まっている。同社はこうした需要増加に応えるため、NVIDIA H200 GPUを追加導入し、国内の次世代AI開発環境の強化に貢献していく。