2025年05月13日 16:10

WWFジャパンは、5月22日の「国際生物多様性の日」に寄せて、絶滅のおそれのある野生動物の現状を知ってもらうことを目的に「絶滅危惧どうぶつ転生診断」を公開した。

絶滅危惧種とは、絶滅のおそれが高い野生生物のことを指す。その原因には、開発による生息地の減少や乱獲、環境汚染などが挙げられる。また、近年は地球温暖化による生息環境の変化や消失、人間が持ち込んだ外来生物などによる影響も深刻になっている。国際自然保護連合(IUCN)が、世界の野生生物の生息状況について評価し、発表している「レッドリスト」には、4万7000種以上の野生生物が「絶滅のおそれの高い種」として名を連ねている。

一種でも多くの生き物を絶滅の危機から救い、経済や社会システムをより持続可能なものに変えていくには、一人ひとりの行動が重要。そこでWWFジャパンは、「転生診断」というゲーム感覚のコンテンツを開発。「もしあなたが絶滅危惧どうぶつに転生したら?」という設定で、簡単な質問に答えることで、自身が16種の絶滅のおそれのある野生動物のうち、どの動物に転生するかを診断することができる。

特設サイト内で自分の名前/ニックネームを入力し、いくつかの質問に答えることで、自分の「転生先」である絶滅のおそれのある野生動物のイラストと、その状況が紹介される。イラスト画像はダウンロードすることができ、ソーシャルメディアXやインスタグラムでシェアすることができる。