2025年05月01日 09:57

BlueRocketは、5月より、AIとビッグデータを活用したダイレクトリクルーティングサービス「みんなのドライバー」の提供を開始した。
物流業界では、「2024年問題」をはじめとした労働時間規制や高齢化、人手不足といった複合的な要因により、慢性的なドライバー不足が続いている。特に、中型・大型免許保持者、夜勤・長距離対応ドライバーなど、人材の確保が大きな課題となっている。また、従来の求人媒体や人材紹介サービスでは、採用ミスマッチやコストの高さ、対応スピードの遅さといった問題が顕在化している。
「みんなのドライバー」は、こうした課題に対し、AIが多角的なデータをもとに最適候補者をリスト化。企業はその中から対象者に直接スカウトを送ることができ、短期間で効率的な採用が実現可能だ。サービスの主な特徴は、「自社開発のシステムの高精度マッチングにより、ミスマッチを削減」、「地方・都市部を問わず導入可能な全国対応型プラットフォーム」。本サービスは、都市部のみならず地方の中小物流企業にも対応可能な設計とし、地域経済と社会インフラの維持にも寄与する。今後はこの技術基盤を活かし、他業種への展開や自治体との連携、AIによる採用トレンド分析機能の拡充など、AIを活用したダイレクトリクルーティング事業を加速させていく。