2025年04月03日 12:47

仕事旅行社は、「やってみることで自分を知る」体験プログラム「仕事探訪」を開始した。

仕事旅行社は、今まで働き方をテーマに個人・法人向けにサービスを展開していたが、今回は新たな個人向けサービスを開始する。「仕事探訪」は、転職を前提とせず、「まず仕事の現場に触れてみる」ことで、新しい働き方の可能性を広げる体験型プログラム。まずは、物流・建設・福祉・農業など、地域の仕事を中心に掲載し、都市部のビジネスパーソンと現場をつなぐ。参加者は、仕事の現場を体験し、新たな適性や働き方を発見できる。また、支援金(交通費・滞在費の補助)を受けながら、負担なく参加できるのが特徴だ。

現在、日本では物流・建設・福祉・農業などの地域の仕事の人手不足が深刻。一方で、都市部のビジネスパーソンは過剰気味で、働き方に悩む人が増えている。本来なら、都市部の人材が地域の仕事に関心を持ち、関わることで、双方の課題が解決できるはず。しかし、それが進まない最大の理由は、「お互いを知らない」こと。地域の仕事の現場では、「都市部のビジネスパーソンに何を頼めるのかわからない」。都市部の人々も、「どんな仕事があるのか、自分に何ができるのかわからない」。しかし、実際に体験してみることで、互いの理解が深まり、新しいキャリアの選択肢が生まれることがわかっている。仕事旅行社の職業体験サービスでは、参加者の約10%が、その業界との関わりを継続(自社調査)した。「仕事探訪」は、この「お互いを知らない」課題を解決し、都市部のビジネスパーソンと地域の仕事との接点をつくる。

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