2025年01月17日 19:51

一旗社がプロデュースする「徳川将軍家菩提寺 成道山大樹寺 デジタルアートナイト 2025 」が、1月17日~19日、大樹寺(愛知県岡崎市)で開催される。
松平家・徳川将軍家の菩提寺である大樹寺。本イベントでは愛知県指定有形文化財・山門の壮麗な建築に、大樹寺が誇る重要文化財・大方丈障壁画をはじめとする文化財の数々をモチーフとしたプロジェクションマッピング映像を投影。また、本堂奥の大方丈に復元された冷泉為恭筆・大方丈障壁画の襖の間や位牌堂を、夜ならではの幻想的な光で彩る。
さらに、大方丈障壁画49面とともに重要文化財に指定され、40年以上公開されていない「板絵著色杉戸絵」16面と「小方丈杉戸絵」6面あわせて22面の高精細デジタルデータを初めて活用。プロジェクションマッピングで、杉戸絵の世界を再現する夜間特別拝観を行う。プロジェクションマッピング・夜間特別拝観とあわせて、重要文化財・多宝塔を含む境内のライトアップも実施する。
そのほか本堂内で特別に行う「灯火献灯」、「八丁味噌焼きおにぎり」や「鯛の天ぷら」など岡崎市や大樹寺ならではの食文化を体験できる飲食エリアなど、大樹寺の文化や歴史を五感で堪能できる。
屋外のプロジェクションマッピング・ライトアップの観覧は無料、夜間特別拝観の拝観料は大人800円、小中学生500円(未就学児無料)で、いずれも事前申し込みは不要。