2025年01月10日 20:12
愛知県豊橋市の上下水道局は、使用済みのマンホール蓋を販売する。
今年度も最も高い金額を提示した人が購入できる入札方式を採用。出品するのは、国際貿易港「三河港」をモチーフにしたデザインが施されたマンホール蓋など10枚。1月17日まで申し込みを受け付けている。
その街ならではの個性が光るマンホール蓋。今回出品するのは、1997年〜2020年に製造された10枚(うち1枚は製造年不明)で、直径約40センチが1枚、直径約60センチが9枚。うち8枚は、豊橋市が市制90周年を迎えた1996年に製作したデザインマンホール蓋の一つ「人・緑・港・街」。朝日のなかを出港する船は、市の西側に位置し、世界に誇る国際貿易港「三河港」を表現している。三河港は自動車の輸入台数、金額がともに31年連続日本一で、東三河のものづくりを支える重要拠点。ほかの2枚は、市章がデザインされている。
豊橋市上下水道局が使用済マンホール蓋の販売を始めて今年度で5回目。昨年度から入札方式を導入。10枚のマンホール蓋に名古屋市、横浜市、京都市など県内外から26件の応募があり、3万円以上の値で販売された蓋もあった。
申込締切は1月17日。1枚3000円(税抜金額)以上の購入希望金額を提示。同じ蓋に複数の応募があった場合は、最も高い金額を提示した人が購入できる。なお、複数人が同じ金額を提示した場合は、抽選となる。販売価格は、購入希望金額に消費税と地方消費税に相当する額を加算した金額。