2024年10月30日 15:28

21世紀型教育に取り組む全国の私立高校で組織するハイスクールコンソーシアに加盟する学校の生徒同士の国内交換留学、「Second School Project」が立ち上げられた。

ハイスクールコンソーシアムの目的は、全国各地で特色ある教育に取り組んでいる学校同士が協働することにより、限られた高校生活の中で学校の垣根を飛び越え、学びの可能性を広げること。また、生徒同士が出会い・学びあいできる機会を数多く創出し、日本の学校教育を変革していくことを目指している。

全国各地で特色ある新しい教育に取り組む全12校で立ち上げられたハイスクールコンソーシアムだが、今回はその中でも栃木・静岡・福岡の3校で先行実施として国内留学を行う。留学期間中の1週間は、留学先の学校の生徒の家庭にホームステイをしながら、現地の「バディ」と呼ばれる生徒と同じクラスで授業や学校行事に参加。また滞在中には留学生が通っている学校や地域の紹介を行ったり、生徒自身が取り組んでいる学習や探究の成果をプレゼンテーションしたりする機会が設けられるなど、さまざまな交流が予定されている。

いずれの学校でも、参加に手を挙げた生徒たちは大変意欲的な生徒たちばかり。多様な交流の機会の中で新しい気づきや学びを持ち帰ってもらい、その後の学校生活やキャリアに役立ててもらうことが期待されている。次年度はさらに留学先の学校や期間もコンソーシアム加盟全12校に拡大する予定。