2024年09月20日 12:55

国際ドローン協会(IDA)は、ゴルフ場や農業施設を対象とした新サービス「ドローンによる夜間の薬剤散布サービス」を発表した。

IDAは、「ドローンを通じて関わる人の人生を豊かにする」ことを目的とし、空撮、薬剤散布、点検、測量、映像制作など幅広い業務に加え、座学講習会、実技演習、ドローンスクール、ドローンを使ったビジネスの促進やコンサルティングを行なっている。

IDAは、約10年以上にわたる散布業務の経験から夜間の薬剤散布サービスの技術と法的な許可申請を確立した。本サービスは、夜間に精密な薬剤散布を行うことで、施設の稼働時間を確保しながら、作業効率を大幅に向上させることが可能。特に、ゴルフ場や公園、農地、果樹園、松林など、昼間の作業が難しい施設に最適であり、日中の散布に伴う植物への日焼けリスクを低減し、猛暑の影響を最小限に抑える。また、超精密散布技術を用いることで、薬剤の飛散(ドリフト)を最小限に抑えながら確実な効果を実現し、コストダウンも見込むことができる。さらに、これまで人力で薬剤を散布していた従業員の被曝を最小限に抑え、健康リスクの軽減にも寄与。この夜間散布サービスは、安全性と効率性を両立し、施設運営者や農業従事者の負担を大きく軽減する。

価格は、契約面積や使用薬剤に応じて変動(10アールあたり1500円から)。

国際ドローン協会