2024年09月20日 12:53

クロスメディア・パブリッシングは、9月20日、書籍「漫画ビジネス」を刊行する。
本書はこれからの日本の主力輸出産業としても呼び声高い、漫画産業について「なぜ日本の漫画はここまで盛り上がっているのか?」を解説した本。コンサル出身で漫画専門のシンクタンク代表である菊池健さんが、独自の切り口で分析している。
近年、漫画業界が巨大な資本の流入を迎え、大きな変革期に突入している。特に6月、米国の投資ファンド「ブラックストーン」が、めちゃコミック運営会社であるインフォコムの株式57%を約2756億円で買収したニュースは衝撃を与えた。ブラックストーンの買収により、これらの成長分野への大規模な投資が見込まれ、漫画業界は新たなフェーズに移行しようとしている。業界の未来はどう変わるのか?巨大資本の流入が創作の現場にどのような影響を与えるのか?国内外のエンタメ業界における、日本の漫画の可能性を漫画専門のシンクタンク代表である著者の視点から読み解く。
本書では、漫画業界の最前線の現場を知る2名の特別インタビューを収録。1人目は、漫画編集者として、多くのヒット漫画の編集をしながら、アプリ「マンガワン」の立ち上げにも携わってきた石橋和章さん。2人目は、フォロワー40万人を誇り、SNS時代の漫画づくりの最先端を走る、漫画家「ぬこー様ちゃん」さん。デジタル化やSNSの登場で大きく様変わりする漫画業界のリアルな状況について迫る。
定価は1848円(税込)。発売日は9月20日。