2024年08月19日 09:07

電力シェアリングでは、デコ活の一層の主流化に貢献すべく、オリジナルのDSナッジモデル:電力版をベースに、複数の自治体の協力を得て、再別化商品としてのカーボンクレジット相対取引の活性化を図る「デコ活」ナッジ実証実験を実施する。

電力シェアリングは、脱炭素社会実現を目指す新しい国民運動「デコ活」の一環として、住まいの昼DRを促すナッジ実証を、環境省の委託を受けて実施している。再エネ価値・省エネ価値の実売実証を実施。WTP、WTA及びWTS等を測定し、取引価格の固定・変動や、環境価値に付随する属性情報の表示内容の変更等に伴う売買行動の変容(取引量や取引価格等の変化)を、検証する。

J-クレジットなどのオフセット証書を含めた各種環境価値・証書等の商品性や追加性等についての国内外での評価や課題に関しての情報を収集し、消費者への商品特性に応じた適切な情報提供や、WTPを向上させるための訴求方法について検討する。

調査会社のモニターを対象に、各種環境価値・証書等の差別化商品の相対取引を前提とした、WTP/WTA/WTSに関するランダム化比較試験を実施。産地表記や、地域のイベントへの寄付等を含め、社会実装に向けた社会性・利他性等に訴求し、購買意思や購買単価等の向上を促すナッジ介入を地域内外の被験者に対して行い、その属性・意識別の有効性を検証する。