2024年08月16日 12:50

シンカは、生成AIサービスの提供に向けて、neoAIと協業を開始する。
同社が開発・販売を行うコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」は、電話/メール/ビデオ通話/SMSなど、様々なコミュニケーションアプリのやりとりを一元管理できる、コミュニケーションプラットフォーム。「カイクラ」はこれまで100を超えるさまざまな業界で利用される中で、膨大なビックデータが蓄積されてきた。蓄積したビッグデータを活用して、顧客との通話内容を要約する機能や、通話相手の感情をラベリングする機能など、生成AIを活用した新しい機能開発にも積極的に取り組んできた。
今回、カイクラが強みを発揮するある特定の1業界をターゲットに、neoAIとの協業を通じて生成AIを活用した機能を強化し、より一層の価値を届けるべく新しい生成AIモデルの開発に向けた協業を開始するに至った。neoAIは変化が圧倒的に速い生成AIという分野のフロントランナーであり、企業の生成AI戦略立案からPoC、開発まで、一気通貫で支援を行っている。
シンカは、「カイクラ」に保存されているコミュニケーションデータ等をneoAIに提供し、AIモデルの構築を進める。このAIモデルは解約、満足度、契約更新などの様々な予兆検知を目的としており、ユーザーが必要とするタイミングでAIモデルを呼び出せる新規サービスの共同開発となる。従来の機械学習に加えて、履歴情報等に含まれる非構造化データを生成AIで処理することで、今後これまでよりも精度の高いAIモデルの開発を目指す。