2024年08月14日 12:39

パルシステム連合会は、キャリア教育支援教材「おしごと年鑑」に協賛し、野付漁業協同組合(北海道別海町)とともに、地域の山林で植樹をし、豊かな海づくりをめざす環境活動や水産業を応援する取り組みを紹介する。
「おしごと年鑑」は、朝日新聞社・朝日学生新聞社が発行する小・中学生向けのキャリア教育教材。企業や団体の仕事を紹介し、子どもたちの身近な疑問を解消するなど「働くこと」を楽しく学べる。毎年、全国約3万校の小・中学校と教育委員会、子ども食堂、学童、小児病棟などに寄贈され、子どもたちが将来の仕事へのビジョンを描く手助けをしてきた。教材への協賛は2019年から開始し、教科書だけでは学べない「食育」情報を発信している。
2024年は、「木を植えて海に『恩返し』をするってどういうこと?」とのテーマで、野付漁協での植樹活動をはじめた背景や、パルシステムの役割を紹介。小・中学生をはじめ多くの読者に向け、日々の食への興味や考えを深めるきっかけを提供する。
野付漁協は、ホタテや秋鮭などを生産するパルシステムと産直協定を結ぶ産地の一つ。「森と川と海はひとつ」をスローガンに、約30年前から植樹活動をしている。パルシステムは2000年から利用者と役職員が活動に参加し、2023年までに累計1万2000本の植樹を達成。野付産商品の利用代金の一部は、植樹活動の費用になっている。
「おしごと年鑑」市販本は全国の書店・ネット書店で販売中。詳しくはこちら。