2024年08月14日 12:30

電力シェアリングは、買い物の炭素化を促す、「みんなで脱炭素買い物チャレンジ」社会実証実験に協力できる小売・流通事業者の募集を開始した。これは、脱炭素社会実現を目指す新しい国民運動「デコ活」の一環。消費者に対して自転車・徒歩での店舗来店や、まとめての宅配によるCO2排出量(LCAでのCFPの低減)を促すナッジ社会実証実験として行われる。
具体的には、社会実証では今年の10月以降に「みんなで脱炭素買い物チャレンジ(キャンペーン)」をチラシや広告・ポスター、メルマガ等で実顧客に呼びかける。まとめての配送や、自転車や徒歩での来店、シェア買い等を促し、その効果を検証する計画をたてている。
同社ではナッジ実証事業の一環として、生産・流通・販売等のサプライチェーンの各段階におけるCO2排出量をLCA手法で定量評価するモデルを構築して、その分析を進めている。商品のCFPにおいては、消費者へのラストワンマイル、すなわち商品を実店舗に買いに行ったり、宅配で届けてもらう際の手段がLCAの中で大きな要素を占めることが明らかになった。
今年度から来年度にかけて継続的に社会実証実験を実施し、その成果を広く発信し、「デコ活」の一つの形として「脱炭素買い物」を国民運動化していきたいと考えている。これらの趣旨に賛同し、社会実証実験に参加できる自治体・事業者を募集する。問い合わせはこちら。