2024年07月25日 12:58

エクイニクスは、大阪に位置するIBX(R)データセンター「OS3」において、冷水を利用者のラックやケージに直接提供するサービスを国内で初めて開始した。

エクイニクスでは、企業のAIワークロードを強化する液冷の導入を加速。高TDP(熱設計電力)で稼働するCPUやNVIDIA GPUをより効率良く冷却し、パフォーマンスとエネルギー効率を最大限に高めることができる。

先進的なグローバルレベルの液冷サービスのメリットとして、最先端の冷却性能と計算能力を活用し、AI技術などのデータ駆動型ビジネスの競争力を強化できることが挙げられる。また、エンタープライズ対応の液冷を使用してワークロードを最適化することで、ハードウェアのパワーと効率を最大限に活用することが可能に。加えて、アプリケーションに対して、実運用の安定稼働を確保でき、少ない流量や、小さな温度差で効率的にサーバーを冷却することが可能となる。さらに、新しい配管技術により、液漏れのリスクも極めて低減されている。

なお、9月に品川キャンパスで開設予定の IBXデータセンター「TY15」においても同様の液冷サービスを提供。また標準化された液冷サービスは、グローバル48都市で展開され、利用者の液冷ソリューションの設計から実装までの時間を大幅に短縮することが可能となる。