2024年07月22日 15:50

ナビタイムジャパンは藤枝市と共同で、サッカー観戦による人の流れと地域経済活性化の創出を目指す「蹴球都市藤枝 Next100 スポーツツーリズムプロジェクト」を実施する。本取り組みは、今年、サッカーのまちとして100周年を迎えた藤枝市と共に、サッカーの試合前後の移動や地域周遊、飲食や購買、宿泊等の促進を目的としたもの。
実施内容としては、飲食店や宿泊施設、観光施設、交通事業者等の地域事業者と藤枝市、スポーツクラブ等がつながるコミュニティの場を構築する。生成AIを活用したチャットツールを用いて、来場者予測等の情報共有や、試合当日の混み具合等による対策レコメンドを行い、事業者の効果的な施策展開をサポート。チケット販売枚数や天気、日時に応じた来訪予測等のデータに基づく具体的なアクションを提示することで、事業者自身の経験による仕入れや集客予想よりも効率的に業務が行える。
さらに、ナビタイムジャパンが共同運営するアプリや、観光協会が運営する地域Webサイトを活用し、サッカー観戦者に向けて藤枝市内の魅力あふれる情報を発信。加えて、地域交通とも連携し、相乗りマッチングが可能なタクシーサービスの提供や、来場者数等に応じてバス、シェアサイクル等の移動手段を提案。混雑を避けた効率的な移動を支援する。
また大学等と連携し、デジタル人材および街づくり人材の育成と活用に取り組む。本取り組みは2024年9月頃から実証実験を開始し、地域活性化・持続可能な観光地経済の実現を目指す。