2024年07月17日 13:02

スーパーワーム社は、Partners Fund1号投資事業有限責任組合をリード投資家として、シードラウンドで総額約1億円の資金調達を実施した。同社は昆虫のポテンシャルを極限まで解き放つことで、「タンパク質危機」「地球温暖化」といった重要な社会課題の解決に挑戦している。
スーパーワームはその高い養殖効率から、昆虫タンパク質浸透への最大のハードルである「高コスト」の解消が期待されている。このスーパーワームの特性と同社独自の開発技術を掛け合わせることで、持続可能な社会の実現に貢献。スーパーワーム由来の飼料原料(タンパク質)、バイオ燃料、有機肥料を開発・生産・販売を推進している。
今回の資金調達により、同社はスーパーワーム由来の「高いコスト競争力」と「優れた脱炭素効果」を誇る製品開発を更に推進していく。具体的には、独自の技術を用いた効率的な養殖プロセスの構築や、エビデンス構築に向けた企業および大学との共同研究を強化。また、より高タンパク質源を含むスーパーワームの開発に向けて、ゲノム編集技術の研究も進めていく。また研究職・営業職をはじめ、幅広い職種を積極的に採用中。
同社代表は、「我々の使命は、地球に優しく、経済的にも持続可能な未来を築くこと。この資金を活用して、スーパーワーム養殖技術をさらに革新し、世界が直面する問題に対する持続可能なソリューションを提供し続けます」とコメントした。