2024年07月12日 19:49

「クリニック名古屋ちくさヒルズ」にて、わずかな負担で入院を必要としない画期的な外科的治療である、ナノスコープを用いたひざ治療を実施する。

ひざ関節疾患は、高齢者の変形性関節症やスポーツ外傷などの領域で、患者数は増加しており、生活の質や健康満足度に大きな影響を与えている。ひざ関節に対する関節内視鏡検査、関節内視鏡治療は、一般的な外科的治療に比べて低侵襲とはいえ、腰椎麻酔または全身麻酔下で行い、数日間以上の入院を必要とする。

このたび、檜扇会クリニック名古屋ちくさヒルズは、直径1.9mmの極細関節内視鏡(通称 ナノスコープ)を用いて、膝関節疾患に対する日帰り内視鏡検査内視鏡治療を実施する。ナノスコープによる膝関節治療は中部東海地方初であり、国内でもほとんど実施されていない。

ナノスコープは、非常に細いため、局所麻酔下に実施することが可能であり、患者に対する侵襲も最小と考えられる。しかも入院の必要がないために、入院が困難な高齢者や忙しいビジネスマンなどには、最適の手法として欧米では広まっている。欧米では、 MRIでは診断ができない詳細な病変をナノスコープで診断し、同時に治療する日帰り治療が普及しつつある。

クリニック名古屋ちくさヒルズはナノスコープをひざ関節治療で導入し、かた関節などへ拡大していく予定。