2024年07月02日 16:09

パソナグループは 、令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた伝統工芸産業の一日も早い復興を願い、「ハイブリッド匠プロジェクト」を、7月2日より開始する。これは、主に被災地域の伝統工芸作家・職人を柔軟な形態で雇用し支援するというもの。
パソナグループは能登半島地震の発生以降、被災地域で暮らす人々の生活や地域産業の復興に向けて様々な支援を行ってきた。特に、石川県の伝統工芸支援に向けて、現在「なりわいプロジェクト」を展開。被災した作家・職人が制作活動を再開・継続できるよう、作品の購入や仕事の発注等を行ってきた。
また、パソナグループは石川県と「石川県伝統工芸支援に関する連携協定」を締結。兵庫県淡路島で展開する関連施設の装飾や調度品に、輪島塗や珠洲焼を活用することで、新たな需要創出に取り組んでいる。
そうした取り組みの一環として、パソナグループはこの度、「ハイブリッド匠プロジェクト」を開始。被災した伝統工芸作家・職人を柔軟な形態で雇用し、生活の安定を図ると共に、パソナグループが淡路島で展開する関連施設の装飾・調度品の制作業務に従事してもらう。被災地域での制作はもちろん、それぞれの被災状況に応じて、淡路島への一時避難や移住、被災地域と淡路島のハイブリッドでの制作活動も支援していく。募集人数は20名程度。