2024年07月02日 10:11

エン・ジャパンは、7月1日付で、自社サービスにおけるAI活用の研究・開発を担う専門組織「AIテクノロジー室」を新設する。
同社は設立から20年以上にわたり、人材募集・選考・配置・教育・評価など幅広い人材サービスを提供してきた。これにより、採用から入社後の定着・活躍までのプロセスにおける膨大なデータを保有している。今回新設する「AIテクノロジー室」は、それらデータをもとにAI研究・開発を推進する専門組織。データサイエンティスト・機械学習エンジニア等、プロフェッショナル人材が30名以上所属。データエンジニアリング、ビッグデータ分析、および独自AIアルゴリズムや機械学習モデルの開発、各プロダクトへの機能実装を一気通貫で担う。また本組織では、他部門とは異なる独自の評価報酬体系を設置。採用を強化するとともに、AI知識とHR領域のドメイン知識を併せ持った専門人材の育成を進めていく。
同社では新組織の立ち上げ以前より、AIを活用した機能の実装やサービス提供を実施してきた(一例:「ミドルの転職」にGPTツールを用いた職務要約の自動生成機能を搭載 / 離職予防ツール「HR OnBoard」にAIによるフリーコメント自動判定システムを導入 / 独自のAI技術により商談を解析・可視化する「エンSX セールスアナリティクス」を提供)。AIテクノロジーの活用により、同社が大切にするパーパス「誰かのため、社会のために懸命になる人を増やし、世界をよくする」を、より広範かつ精度高く実現していく。