2024年07月01日 19:00

サラヤは、7月1日、医療・福祉施設向け食品衛生・感染管理マネジメントツール「ManGo(マンゴー)」食品衛生版を発売した。
「ManGo」は、医療・福祉施設における厨房での食品衛生管理と、病棟やフロアでの感染対策を支援するマネジメントツール。HACCPに沿った衛生管理を実行するための「食品衛生版」と、病棟やフロアでの感染対策ラウンドを中心とした「感染管理版」の2つのシステムからなり、今回、先行して食品衛生版を発売した。
医療・福祉施設における食中毒事故や施設内感染は、抵抗力の弱い利用者にとって重症化するリスクがあり、衛生管理や感染対策の徹底は、施設運営において非常に重要だ。「ManGo」は、食品衛生や感染管理分野において長年に渡り同社が培ったノウハウをもとに開発した。
「ManGo」の特徴は、「フォームに入力するだけで衛生管理計画が完成」「タブレットやスマートフォンを用いた記録のデジタル化」「専用機器設置による温度記録の自動化」「Webでの一元管理、一括承認で、ペーパー・はんこレスを実現」「チェックリストに沿った自主点検と多角的な分析機能でレベル向上」「衛生管理計画の更新と経緯把握」。HACCP運用のポイントとなるPlan(計画)・Do(実行)・Check(確認)・Action(改善・更新)を効率的、効果的に実施する。専門スタッフによるサポートや業界ニュース発信の他、衛生管理に必要な各種製品と正しく使用するための情報やマニュアルの提供など、トータル提案が可能だ。
発売日は7月1日(感染対策版は秋頃にリリース予定)。