2024年06月27日 18:49

FingerVisionは、自動車、電気機器、素材、半導体、物流、医療をはじめとする様々な業界に向けに、ロボットハンドの新製品ランナップを販売開始する。
従来は、「1種類のサイズ・形状」と「2種類の触覚情報(力、滑り)」を標準とした視触覚ロボットハンドを販売してきた。それらに加え、今後はロボットハンドの先端部(フィンガー)や、視触覚情報(力、滑りだけでなく、堅さや位置情報など)のバリエーションを格段に充実させた製品ラインナップとなる。
従来の視触覚ロボットハンドは、1種類のフィンガーで様々なワーク(不定形・多品種、柔らかい、偏荷重が起きる、もろいなど)のハンドリングを実現していた。ただし、「XXな工程で」、「XXな対象物を」、「XXのよう扱いたい」というニーズは、業界や事業、製品によって文字通り千差万別。ベストなオプションを選べず諦める、という声が寄せられていた。
そこで、フィンガーを様々なサイズや形状の中から「選べる」「交換できる」「機能拡張できる」「カスタマイズできる」ことを可能にすることで、それぞれの課題・ニーズに対してベストフィットする視触覚ロボットハンドを選択できる。さらに、期間限定で、初期費用を抑えたエントリーモデルを用意することで、多くの人に試してもらえる環境を整えた。