2024年06月24日 19:05

クラウドファンディングサイト「COREZO FAMILY FUNDING」にて、「令和6年 能登半島地震 珠洲温泉宝湯を地域復興の拠点に!」プロジェクトが開始された。
能登を代表する観光名所見附島から徒歩5分、開業から126年の長きにわたり地元客から親しまれてきた珠洲温泉宝湯。令和5年5月5日に発生した地震で損傷した宝湯二階の修繕を目指していた中、令和6年1月1日の能登半島地震により修繕を目指していた宝湯本館までもが倒壊してしまう。
宝湯が所在する宝立町でも甚大な被害が発生し、沿岸地域の鵜飼・見付・春日野地区では、かつての日常や何気ないのどかな町の風景が失われた。今もなお、地区を見渡す限りほとんどの家屋や電柱が倒れていて、かつての街並みを思い出せないほど地域が壊れてしまっている。
事業の継続を諦めようかと悩んでいる中、倒壊した宝湯本館の瓦礫の下で奇跡的に湧き続けている源泉を発見。しかし、地域や復興に携わる人が利用できる入浴施設は不足しており、満足な入浴はできない状態。
そこで、珠洲の復興に携わる支援者に少しでもいい環境での宿泊を提供することで役に立ちたいと考え、クラウドファンディングを実施することとした。資金は、地域の人や復興の支援者に提供する簡易式の入浴施設設置(テント等)、仮設の洗い場等の設置、宝湯本館(銭湯機能)の再建のために使用する。プロジェクト詳細ページはこちら。