2024年06月20日 12:49

Kivaは、ウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」に、生成AIを活用した「ふりがな」機能をリリースした。

「ユニウェブ」は、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで「導入当日」にウェブアクセシビリティ機能をサポートする。4月1日より改正された障害者差別解消法により、これまで行政機関等は義務、事業者は努力義務とされていた合理的配慮の提供が、事業者にも義務化されることになった。企業やブランドのイメージ向上だけでなく、SDGs・ESGにも関係していることからアクセシビリティ対応をする企業が増えており、「ユニウェブ」を導入しているサイト数は150を超えている。アクセシビリティ対応により、コントラスト変更や音声読み上げ機能などでサイト上の情報を理解しやすい環境になっているが、よりスムーズに情報を取得でき利用しやすい環境を目指すため、読み方の分からない漢字に対して、その読み方を理解できるよう生成AIを活用した「ふりがな」機能をリリースすることにした。

生成AIによる「ふりがな」機能は、アクセシビリティメニューから「ふりがな」を選択し、読み方の分からない漢字を選択すると、即座に漢字の読みを示す機能だ。右下にあるアイコンを選択すると、アクセシビリティメニューが表示される。アクセシビリティメニューの最下部に表示されている「ふりがな」アイコンをクリック。読み方の分からない漢字をカーソルで選択すると、即座に漢字の読みが表示される。既に「ユニウェブ」を利用している企業においては、特別な操作や設定などは必要なく「ふりがな」機能を利用できる。

ユニウェブ