2024年06月19日 16:06

大阪・河内長野で国産つまようじの製造を続ける菊水産業が、OEMサイトとコーポレートサイトを同時オープンした。
1960年に創業し、河内長野市で唯一(国内で2社のうち1社)の国産爪楊枝・黒文字楊枝のメーカーである菊水産業。同社は、4代目社長自身が2014年の入社当時アナログ一辺倒だった会社を、EC販売、SNS活用、メディア露出といったオンライン活用で改革してきた。本社全焼被害に合いながらも「地場産業を守ることは地域を守ること」という理念のもと復興。新たなユーザー層の開拓を目的として、このたびOEMサイトとコーポレートサイトを同時オープンした。
ブランドサイトでは、明治時代から続く大阪・河内長野の地場産業を守る最後の砦として、会社の歴史やフィロソフィーを明文化。また、爪楊枝づくりの様子や自分たちの想いを知ってほしいという考えから、ブランドムービーも制作した。
また今回オンライン活用強化の観点からオープンした業務用ネットショップでは、旅館やホテル、レストランで使用する楊枝や箸をOEMとしてカスタムオーダーできる。品目は楊枝3タイプ(爪楊枝・太刀楊枝・黒文字楊枝)と箸3タイプ(元禄箸・天削箸・割箸)が揃い、商品によっては国産素材か海外産素材かを指定できるものも。袋の形状・サイズを選んだら、あとは希望するロゴやマークをオンライン上で入稿するだけ。好みの楊枝や箸を選んで、ロゴやマーク入り袋をカスタムオーダーできる。