2024年06月12日 15:10

アマナは、画像生成AIの活用促進のため、アマナ社内における利用ルール「画像生成AI利用ガイドライン」を策定した。

アマナは1979年に広告写真の制作会社として設立。その後、スチールや動画、CGといったビジュアル制作をプロデュースし提供する、国内最大規模の制作会社へと事業を拡大。現在は、豊富なクリエイティブ資源や年間1万5000件にのぼる案件で培ったナレッジを活用しながら、クライアント企業の価値が伝わり・人々を動かすコミュニケーション変革をクリエイティブで実現することに取り組んでいる。

昨今、AI技術の急速な発展の中で、クリエイティブ領域においてもさまざまなシーンでAIの活用が進んでいる。本ガイドラインの策定は、アマナでも特に活用が進んでいる画像生成AIについて、著作権侵害のリスク回避を念頭に、社員が安心・安全にAI生成物を活用できるようにすることを目的としている。

「画像生成AIサービスの確認」「活用シーンの確認」「画像生成時の確認」と大きく3つの確認ステップを設け、その中でビジュアル制作においてリスクとなるポイントを細分化しチェックできるフローを構築した。専門家からも助言を受け、現状の法律の中での考え方、および現在議論されているポイントも踏まえた内容になっている。また、本ガイドラインは、今後の市場の動向や法整備の内容に沿って、柔軟に変更をしていく予定だ。

なお、アマナは、6月21日に開催するイベント「THE MEET UP」にて、AIと著作権に関するセミナーを開催する。

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