2024年06月11日 12:51

日本航空(JAL)は、ルーフィとの協業による空陸一貫輸送サービス「ハコJET」を深化させ、特産品の鮮度を維持した輸送に特化した新配送サービス「J-AIR直鮮サービス」を6月17日より開始する。
新配送サービスは、大阪国際(伊丹)空港を拠点とするジェイエア(J-AIR)のエンブラエル型機材での運航便において、「J-AIR直鮮サービス」として提供する。JALとルーフィは、物流業界の「2024年問題」により物理的な輸送力の不足が見込まれる中、各地の特産品について、空陸一貫輸送により、新鮮な状態でより広くより多くの顧客に届けるべく取り組んでいる。今回JALが持つスピーディな輸送力と、ルーフィの3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)による徹底した品質管理輸送に、地域と地域を結ぶJ-AIRのきめ細やかな空輸ネットワークが加わることにより、顧客の多様なニーズに沿った空陸一貫のシームレスなドアツードア輸送を強化する。
サービスの適用条件は、「(1)荷出し地点から到着地点まで当日輸送できるもの」「(2)J-AIRのエンブラエル型機材での運航便に搭載するもの(JAL予約サイトで「J-AIR運航」の表記がある便が対象)」「(3)輸送日の5営業日前までに輸送日、便名、物量が確定しているもの」「(4)航空輸送制限品以外」の項目をすべて満たし、地域事業・地域活性化に資する特産品であると事前承認されたもの。
サービスの受付は6月17日より開始。