2024年04月12日 19:18

将来宇宙輸送システム社は、高頻度な宇宙輸送サービスの実現に必要な「次世代型宇宙港(NSP:New Space Port)」を計画するワーキンググループ(NSP-WG)を創設する。同社は、「誰もが宇宙にアクセスできる時代を創る」をビジョンに掲げ、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業。

次世代型宇宙港(NSP:New Space Port)とは、今後拡大する宇宙輸送需要に応えるべく、高頻度の宇宙輸送を支えるための拠点。ロケットの打上げや着陸を行うことはもちろんのこと、モールなどの商業施設、ライブ会場などのエンタメ施設のほか、エネルギー施設や災害対策など、宇宙輸送に関わる幅広い施設との組合せを想定。幅広い人に来てもらうことを目指している。

このたび創設するNSP-WGは、NSPの可能性を検討するための有期のグループ。方向性を定めたうえで概略の実現性評価(Feasibility Study)を行い、将来的に建設プロジェクトが組成される場合に利用できるような成果物を作成。陸上だけではなく洋上にも検討の範囲を拡大し、これまでにはない斬新かつ実用性の高い宇宙輸送拠点を計画する。

今月末に東京ビッグサイトで開催される展示会「SPEXA」において、幅広い業界からメンバー募集を開始し、7月にキックオフ予定。詳しくはこちら