2024年03月18日 09:52

コクヨは、「コクヨデザインアワード2024」最終審査にて、グランプリ作品1作品と優秀賞3作品を決定した。

「コクヨデザインアワード」は、2002年にコクヨが創設し、今回で21回目を迎える国内屈指の歴史あるプロダクトデザインコンペティション。世相を反映するテーマで作品を募集し、優れたプロダクトデザインを選定するのみならず、受賞作品については受賞者とコクヨ開発者の共創で製品化を行ってきた。生活や仕事に身近な道具に新たな息吹を吹き込むデザインを確かな製品として世に送り出すことで、デザイナーの今後の活躍を後押しし、同時にワクワクする未来のワークとライフの創造を目指している。

21回目を迎えた「コクヨデザインアワード2024」では、テーマを「primitive」とし、本来、自然に近い「本来の」状態、磨かれる前の「根源的な」状態を表現する言葉を、今回は「本質の再定義」と解釈し、これからの未来に本質として残るプロダクトデザインを募集した。2023年7月28日〜10月11日まで作品を募集し、国内外51カ国から合計1480点(国内876点、海外604点)の作品が集まった。最終審査では、2023年11月の二次審査およびパテント調査を経て選出された10作品のプレゼンテーションと模型審査が行われ、その後、審査員による最終審議によって受賞作品を決定。グランプリ(1作品)は、作品名:削鉛筆(作者:伝野輔さん)となった。

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