2024年03月13日 12:51

神谷コーポレーション湘南は、岡山ショールームでの展示用に開発したデニム生地の室内ドア「INDIGO(インディゴ)」を一般向けに商品化することを決定、8月(予定)に発売する。
この岡山デニム製ドアは1月の岡山無人ショールーム開設に合わせて開発された。当初は岡山らしいシンボリックな室内ドアを作ってオープンの目玉にしたいという目的だったので、商品化の予定はなかった。ところが来場者から想定以上に好評で、販売してほしいといった要望が多数あったことから、商品化が決定した。開発のきっかけは社内の新商品開発コンテストで、普段商品開発に携わっていない女性社員らが提案したことだった。ジーンズの雰囲気や世界観をドアでどのように表現するかを重視。ビンテージ感を出すために真鍮のハンドルを採用した他、革パッチや赤タブ、黄糸のステッチなど、本物さながらのディテールを組み込んでジーンズ好きの人が満足できるようにこだわった。
生地は岡山県井原市産の濃紺デニムの他、洗いをかけたブルーデニム、水色に近いライトブルーを加えた3種類を用意した。シックで上品な濃いインディゴから、カジュアルでポップな印象の明るめのブルーまで、空間のイメージに合わせて選べる。いわゆるジーンズのイメージから、同社オリジナルの革パッチや赤タブを作成。とくにラベルは、紙製ではなく本革製であることにこだわり、デニムの世界観を壊さないデザインにした。
販売価格は68万円~。発売日は8月予定。