2024年03月12日 19:58

AUSPICIOUSと日本シグマックス、帝人の3社は、2月1日に「ひざの健康啓発活動に係る相互協力協定」を締結し、ひざの健康啓発活動のための共創プロジェクト、「Knee Smileひざの健康推進プロジェクト(Knee Smileプロジェクト)」を開始する。
2019(令和元)年における我が国の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳であり、健康寿命とはそれぞれ約9年、約12年の差がある。ひざは、人が歩いたり、運動したりするためにとても重要な部位。脳卒中や心疾患、認知症などの予防には、ウォーキングなどの運動が有効とされており、ひざの健康を維持することは、それらの運動を続けられることにつながり、健康寿命延伸を実現するために非常に重要だ。
ひざの痛み・違和感は、40代から増え始める。ひざの痛みの大きな要因の一つである「変形性膝関節症」の日本国内の有病者は、40歳以上の2人に1人(有病率は男性42%、女性62%)、推計で2500万人にも上る。変形性膝関節症は、症状が進行した場合には、強い痛みを感じるが、初期の段階では気が付きにくく、受診のタイミングを逃してしまいがち。しかし、一度進行してしまうと元に戻すことが難しいため、できるだけ早期の段階で適切な診断・治療を行うことが大切だ。
本プロジェクトは、そんな想いを共有する企業が連携し、ひざの健康の重要性を啓発することによって持続可能な社会の実現を目指す。
「Knee Smileひざの健康プロジェクト」は、3月12日開始。