2024年03月12日 15:01

山と溪谷社は、3月12日、「くらべてわかるサメ」を刊行した。
「くらべてわかる」シリーズは、似たもの同士をくらべる事で見分けをサポートする図鑑。見開きに似ている種類を並べ、違いを引き出し線でわかりやすく解説。どこに注目すると見分けられるかが一目でわかる。現在、野鳥、淡水魚、きのこ、木の葉っぱ、哺乳類、昆虫、甲虫、シダ、カエル、貝殻、蛾、岩石、トンボ、国旗、サメの15冊が好評発売中だ。
今回、「くらべてわかる図鑑」シリーズに「サメ」が新登場。本書は写真ではなくイラストでサメを紹介することで、より似たもの同士を見くらべやすい図鑑となった。また解説にはすべての漢字にふりがなを付けているので、子どもと一緒に楽しむことができる。掲載しているサメの種数はなんと150。「背ビレの大きさが違う」「目と吻までの距離が近い」などイラストに識別点が入っていて違いが見くらべやすいのはもちろん、「妊娠期間が2年」「ほぼ全身に発光器を持ち、光る」「ドリル型の卵を産む」など、おどろきの生態もそれぞれの種の解説で詳しく紹介した。同図鑑にはサメたちが浅瀬から深海までどこに棲んでいるかがくらべてわかる「生息域をくらべよう」のページ付き。また、「カグラザメ目」「ラブカ科」などサメたちの分類についてもわかりやすく解説したので、はじめてのサメ図鑑としても最適だ。監修はサメの飼育数・種数が日本一のアクアワールド茨城県大洗水族館。イラストはサメイラストレーターめかぶさんが全描き下ろし。
定価は1980円(税込)。発売日は3月12日。