2024年03月08日 20:13
弁護士ドットコムが提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」は、介護事業を展開するあいず、アスワイ、3eeeが対面契約に特化した介護福祉業界専用手書き電子サイン式電子契約サービス「クラウドサイン for 介護DX」を導入した。
介護福祉業界では、他業界とは異なる契約業務の課題を抱えている。「クラウドサイン」は、介護福祉業界における対面に特化した、手書き電子サイン式電子契約サービス。施設担当者が事前に準備した契約書をアップロードし、契約者(入居者)がタブレットへ1回「手書き電子サイン」をするだけで契約が完結する。契約者はPCやEメールアドレスが不要なため、PCやスマートフォンを持たない高齢の契約者でもサービスを利用することができる。
また、締結書類はクラウド上に保存され、本部での一括管理を容易に行えるため、各事業所からの情報漏洩リスクの軽減が図れる。4月に実施される診療報酬、介護報酬、福祉サービス等報酬の「トリプル改訂」における、現在の入居者との同意書のやりとりにも利用可能となる。
「クラウドサイン for 介護DX」導入により、60分以上かかっていた契約時の打ち合わせ時間が30〜40分と約半分に短縮、紙契約時には30分~1時間かかっていた印刷・製本・郵送作業などが10分ほどになるなどの効果が得られる。