2024年03月08日 12:56

NTTドコモとチカクは、まるで近くに暮らしているかのように、お互いをより身近に感じながらも、ほどよい距離感を保てるデジタル近居サービス「ちかく」を4月中旬以降に提供開始する。

「ちかく」は、2023年5月24日に締結した高齢者向けICTサービス開発に関する両社の業務提携契約に基づく、高齢者の新たなライフスタイルを創出する共創プロジェクトの第一弾となる。同サービスは、家型の端末および専用アプリを利用して、離れて暮らす親の在室状況を確認でき、そのまま手軽にテレビ電話で話すことができるサービスだ。

親側は、端末を自宅のテレビに接続するだけで、テレビの大画面でテレビ電話を楽しむことができる。端末にはSIMが内蔵されているため、Wi-Fi設定やインターネット工事は一切不要で、すぐに使用できる。また、使い慣れたテレビとリモコンで操作が可能なので、デジタル機器の操作が苦手な高齢者でも簡単に利用できる。子側は、アプリから気軽に親の在室状況を確認でき、さらにアプリを通してテレビ電話をかけたり、その会話中に写真を共有することもできる。さらに、アプリ上で「あんしんモード」をオンにすると、親の起床・就寝、在室履歴など生活リズムの変化がわかる生活ログ機能や、起床未確認通知機能、安否確認電話機能も利用でき、よりあんしん感を持ちたい子ども世代のニーズにも応えている。

端末販売価格は3万円台を予定。月額利用料金は1980円(税込)。サービス提供開始日は4月中旬以降。販売チャネルは全国のドコモショップ。

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