2024年03月06日 09:57

経済産業省関東経済産業局は、3月12日、オンライン報告会「地域の人事部の可能性と社会的価値~人的資本経営の定着から経営課題・地域課題の解決へ~」を開催する。
「地域の人事部」とは、地域の支援機関、自治体等が一丸となって多様な人材活用を推進し、地域企業における人的資本経営の定着を目指す体制。関東経済産業局では、2022年度より管内8自治体(日立市、常陸太田市、大子町、長岡市、燕市、松本市、塩尻市、三島市)において、「地域の人事部」を構築、実証事業を行っている。
事業2年目となる今年度は、「地域の人事部」の機能や体制を拡充し、地域に合わ せた多様な人材活用促進支援(兼業・副業人材の活用や若者人材向けインターンシップ事業)、経営者向けの人的資本経営に関する意識啓発、社内の環境整備に関するエンゲージメントセミナーなどを実施した。これまでの取組を通じ、「地域の人事部」が地域企業の経営力強化・企業価値向上のみならず、関係人口創出や高齢化対応等、地域が抱える課題解決にも寄与することが明らかになってきた。
今回の報告会では、8自治体における「地域の人事部」の取組報告に加え、塩尻市、燕市で「地域の人事部」を主導する人、越境学習や副業の推進などに取り組む大企業の人等とのパネルディスカッションにより「地域の人事部」の今後の可能性を探る。
参加費無料(200名、先着順)。日時は3月12日10時~12時。形式はオンライン(Cisco Webex)。