2024年03月04日 15:53

プロフェッショナルバンクは、自社登録のハイクラス人材を対象に、「生成AIのビジネス活用状況」についてアンケート調査を実施した(有効回答数:769名)。
最初に「生成AIの業務活用」について質問したところ、全体の45%が「活用している」と回答した。年齢別に見ると、20~30代の活用が最も多く(52%)、年齢が上がるにつれて活用率が低下しているものの、60代以上でも約4割に上る。一方で、業務において生成AIを活用したことがないと回答した人に、今後の生成AI活用の可能性を尋ねると、80%が「今後、活用する可能性がある」と回答。今後の活用意向の高さが伺える結果となった。
次に、生成AI利用者に、「活用している生成AIサービス」について質問したところ、「ChatGPT」が83%で圧倒的多数を占め、「GPT-4」は有料にもかかわらず第2位という結果に。生成AIの業務上の用途としては、「文章の構成・編集」(66%)が最も多く、次いで「疑問点の解決」(59%)、「新しいアイデア・戦略の創出」(48%)と続く。また、「プログラミングのコード作成・編集」や「画像・音声・動画の作成」という上級者も一定数いた。
また生成AI利用者の中の約3分の2にあたる68%が「生成AIに満足している」と回答。不満があると答えたのは7%で、1割未満に留まった。なお、生成AI利用者の約3割が、業務上の相談相手として上司・同僚より生成AIを優先していることも明らかになった。