2024年02月29日 12:57

九電テクノシステムズは、リンクジャパンと、スマホアプリ「HomeLink」を使って操作、エネルギーマネジメント、課金決済が可能な新型EV普通充電器「スマートEV充電器」を開発、3月より国内を対象に正式販売を開始する。
九電テクノシステムズは、2009年のEV急速充電器の開発からスタートし、EV充電器の普及と自動車の電動化に寄与してきた。2021年にはリンクジャパンと資本業務提携し、IoTによるエネルギーマネジメントの開発を進めている。
「スマートEV充電器」は、リンクジャパンのスマートホーム統合スマホアプリ「HomeLink」を使って、充電制御、充電状況の確認、設定変更などを簡単に行うことができる。家庭や事務所での個人使用のパーソナルタイプと、複数台充電時の総電力制御や課金機能を搭載した、商業施設や集合住宅などでも利用可能なビジネスタイプの2つがある。
便利なスマホアプリは、充電状況確認、充電操作、設定変更が可能。5段階の充電出力で、電源環境・経済状況にあわせて最大出力を調整できる「エコモード」、蓄電池システムと組み合わせて太陽光発電の電力で充電する環境にやさしい「グリーンモード」がある。また、どの車両の充電口に届きやすい長めの「7.5mの充電用ケーブル」、夜間でもひとめで分かる視認性が良い「ブルーのLEDのサイン」、場所を選ばず設置が可能な「軽量・コンパクト設計」など、利便性と設置性が良いスマートなデザインとなっている。さらに、ビジネス利用に嬉しい管理機能(認証機能、複数台充電時の総電力制御、課金決済機能)も特徴だ。