2024年02月29日 12:53

オーテックスは、医療機関向け決済連動ソフト「レジビルダー」を発売した。

現在、日本では経済産業省主導の下、キャッシュレスに関する各種施策が実行されているが、こと医療現場においてはこの施策が浸透しきれていないのが現状だ。そこで、日本医師会ORCA 管理機構がこの施策を各医療機関がキャッチアップし易くし、患者の利便性向上に寄与する環境の整備を行う必要性を感じ、日医会員向けに医療機関向けキャッシュレスサービスを展開している。

「レジビルダー」は医療事務コンピュータ(日レセ、ORCA)と決済機を連携し日本医師会員向けキッシュレスサービスにて決済処理できるようにしたソフトウェア。医療事務コンピュータで請求情報が作成された時点でレジビルダーの一覧に対象の患者名が表示されるので選択することにより決済機に請求金額が送られすぐに決済処理できる。これまでレセコンと連動する会計システムは高額になりがちだったが、低コストでキャッシュレスサービスと連動する。また、現金管理を「レジビルダー」で行いたい場合は、現金ドロアーと連動しキャッシュレス決済と現金処理の両方を行う事もでき簡易的なレジシステムを簡単に構築できる。

「レジビルダー」の構成は、「基本タイプ」(キャッシュレス対応版ソフトウェア)、「レジタイプ」(キャッシュレスと現金処理対応版ソフトウェア)、「レジセット」(キャッシュレスと現金処理対応ソフトウェアに周辺機器(ドロア、カスタマーディスプレイ)が付属)。

価格はオープン。

オーテックス