薬剤師に特化した人材紹介・採用コンサルティング事業を行う「寿五郎」は、医療機関への薬剤師の紹介を通じ、ジェネリック医薬品の普及を一層推進する。

ジェネリック医薬品の使用は、患者の薬代の負担を減らすだけでなく、現在、大きな社会問題となっている国の医療費の抑制に大きく寄与する。ジェネリック医薬品は先発医薬品と有効成分が同じなだけでなく、味や摂取のしやすさなど改良されていることがある。そこでこれらの利点を薬剤師が提言し、地域社会において理解向上を促していく必要がある。

寿五郎では、ジェネリック医薬品の更なる普及には、専門知識が豊富で患者様と円滑なコミュニケーションを図る薬剤師の役割が大きいと考えている。そこで、医療機関へ薬剤師の紹介を行いながら、ジェネリック医薬品の普及を更に支援していくことを決定した。

具体的な支援策としては、薬剤師による患者へのジェネリック医薬品の理解向上を、紹介先の医療機関を通じて提案。先発医薬品とジェネリック医薬品の効果と安全性について患者に説明し、ジェネリック医薬品は先発医薬品の特許が切れた後、同様の有効成分で製造・販売されていることを理解してもらう。

また薬剤師1人1人が意識をもてるよう、薬剤師と紹介先医療機関の連携を深め、政府の医療費だけでなく、健康保険団体に対する医療費負担を軽減する機会を与えることを啓蒙していく。