2024年02月06日 13:09

One Terraceは、愛知県豊橋市にて、自治体向け多文化共生コミュニケーションツール「わかる」を2月19日に実証実験として導入する。
One Terraceは、「寄りそう力とテクノロジーで、次の世代に誇れる未来を創る」ことを理念に、2016年8月ベトナムで創業した、地方企業の採用支援とDX推進を担う会社。豊橋市は、多言語で行政情報の発信を行うWEBサイト「ぽけとよ」を運営している。今後、より良い行政サービスの一環として、外国人市民がどのような支援を求めているのかを把握するため、情報発信だけではなく市と外国人市民とのコミュニケーションを促進していきたいと考えている。
同社が開発する多文化共生コミュニケーションツール「わかる」は、全国の都道府県、市区町村ごとにWebページやアプリをカスタマイズして提供し、地域の外国人住民支援の効率化と誰も取り残さない双方向コミュニケーションの実現を目指す。今回、「わかる」を実証実験として導入し、市が情報発信を行うだけではなく、外国人市民が日本語を使うことが難しくても、市に対して問い合わせが簡単にできること、またそれにより市が外国人市民のニーズを把握しやすくなる仕組み作りを行う。なお、豊橋市の実証実験では、iOSアプリのみの導入となる。
実証実験期間は2月19日〜3月31日まで。