2024年02月06日 13:01

Everyone.Engineer(エブリワンエンジニア)は、同団体が運営するITエンジニア養成スクール修了後の就労支援の一環として、企業のシステム開発の経験を積みながら年収400万円まで稼ぐことを目指す受託開発事業「4mill.studio(フォーミルスタジオ)」を、1月に創設した。
厚生労働省が発表する賃金構造基本統計調査(2022年度)によると、同団体が拠点を置く沖縄県の平均年収は375万円で、全国的にも経済格差や教育の機会に対するアクセスの不均衡が続いている。また、リスキリング修了後の就転職までの道筋は良いモデルルートが確立されていない状況があり、新たな課題と考えている。そこで、同団体では収入を得ながら実務経験を積める環境が必要と考え、まずは年収400万円までを稼ぐ「仕事と収入」を得ながら、その後のさらなる転職へとつなげることを目的とした「4mill.studio」を創設することとした。
「4mill.studio」は、Everyone.Engineerとパートナーシップを結んだ企業から預かったシステムの開発・運用・保守などを行う法人向け開発受託事業。Everyone.Engineerが運営するエンジニア養成オンラインスクール「Engineer.Okinawa」の受講生は、全カリキュラムを修了後、講師や所属エンジニアと共同で開発に携わり、職務経歴書に記載できるような実務を積みながらエンジニアとしてのキャリアを築くことができる。