2024年02月02日 13:00

マツ六は、WebAR「スマホでデモ機」を2月1日にリリースした。

同社は、2021年に創業100周年を迎えた建築金物・建築資材を取扱う専門商社。2000年の介護保険制度設立を契機にバリアフリーに注力。現在は手すりを中心としたバリアフリー建材のメーカーとして、商品開発も行っている。

安定性を高めるため、介護保険で貸与の対象となる据置式手すりは重量を大きく設計される。人手不足が叫ばれる福祉・介護事業者にとって、デモ機の運搬は身体的負担が大きな仕事だ。そのデモ機の手配・管理も面倒な業務のひとつとなっている。「スマホでデモ機」はこの悩みに着目。重いデモ機を持って行かなくても、手元に実物がなくても、「この玄関スペースに手すりは入るだろうか?」といったサイズの確認や、設置・施工イメージの確認ができるサービスとして企画した。

ARは日本語で「拡張現実」と訳され、現実世界に対して情報を重ね合わせる技術。WebARは、専用アプリのダウンロードや個人情報登録の必要がない、Webブラウザ上で動くARだ。「スマホでデモ機」の画面に表示されたARの手すりは、画面下のボタンで背景ごと写真におさめることが可能。そのままスマホの写真フォルダに保存されるため、設置・施工後のイメージとして各種書類に活用できる。また、商品をぐるぐる回して、360°どの方向からでも眺められる。これにより、カタログやWebサイトの写真では見られない角度からも形状やサイズの確認が可能だ。

「スマホでデモ機」サービスページ