ナイス及びグループ会社である菊池建設は、2022年8月に締結した「建築物等における北山杉の利用促進協定」に基づく取り組みの一環として「京都・北山杉PR BOOK」を制作した。

本協定は、北山林業の持続的かつ健全な発展や、北山杉の利用促進に関する相互連携等を図ることを目的に締結されたもの。建築事業等において北山杉を積極的に活用することで、北山林業に係る技術や文化 の継承並びに地域振興の推進、「2050 年カーボンニュートラル」の実現等に貢献する。それとともに、合法に伐採された北山杉の利用により、北山林業における持続可能な森林経営の推進、森林の公益的機能の発揮、SDGs達成等への貢献を目指す。

「京都・北山杉PR BOOK」では、北山杉の歴史から独自の育林、加工技術の紹介とともに、実際の使い手である建築家へのインタビューも収録した。

インタビューには数寄屋の名工、中村外二工務店 代表の中村公治さんのほか、世界的に活躍するNAP建築設計事務所代表の中村拓志さん、さらに「数寄屋のベンチャー」として京都を拠点に様々な建築やプロダクトデザインを手掛けられる吉原組の吉原雅人さんも協力。使い手から見た北山杉・北山丸太の独自性や唯一無二の魅力などについて話を聞いた。さらに最新の現代建築における利用事例も多く掲載している。掲載先はこちら。