2024年01月30日 19:13

日本リユースシステムの運営する「古着deワクチン」のビジネスモデルが、木更津商工会議所・優良会員企業表彰式にて、優良会員企業表彰 環境改善部門を受賞した。

同社は、リユース業をベースに様々なソーシャルビジネスを展開する「捨てさせない屋」。「三方義し」を企業理念に、現在は約30の国や地域と取引を実施。日本や世界で不要になったモノやコトを、既存の常識にはとらわれない新しい視点や方法で、必要とされる人のもとで活かしている。

「古着deワクチン」は、衣類の片づけでSDGsの9つのゴール達成に貢献する自立支援型・寄付つき片づけ商品。2010年11月より取り組みをスタートし、長年にわたる社会貢献・環境配慮と持続可能なビジネスモデルから、この度「優良会員企業表彰 環境改善部門」を受賞した。

本システムでは、日本国内の各家庭から送られた衣類は、千葉県木更津市に在する「古着deワクチン直営センター」に到着する。本センターにて、輸出の準備・洋服と鞄を選別。働くのは、木更津市に住むフィリピン人女性スタッフ。シングルマザーや言葉の壁から仕事が見つからなかった人々が中心に雇用されており、働きやすい環境を提供している。今では約半数のメンバーが積極的にフォークリフトの免許を取得し、輸出業務を行っている。

木更津は全世界へと衣類が破棄されることなく活かされる出発地点。これからも事業を通して、木更津から世界へ発信し続けていく。詳しくはこちら