2024年01月29日 19:50

サントリー食品インターナショナルは、大阪大学と連携し、大阪大学の3つのキャンパスで集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを4月より開始予定だ。

サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命(いのち)の輝き」をめざす。」を目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきた。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っている。大阪大学は、民間の強い意志と資金で1931年に創設されて以来、社会との共創を通じて、人類が直面する課題に真正面から挑み続け、「いのち」と「くらし」を守る強靭で持続可能な未来社会を切り拓くことを目指している。

「ペットボトルを資源として循環させていくことで、持続可能な社会の実現に貢献する」という両者の思いが一致し、このたびの取り組みに至った。大阪大学の箕面キャンパス・吹田キャンパス・豊中キャンパスで集められた使用済みペットボトルをサントリーの飲料用ペットボトル容器として再生・使用することで「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現する。

今回の取り組みにあたり、大阪大学と協働で制作したオリジナルリサイクルステーションをそれぞれのキャンパスに順次設置し、利用者の人々にパネルなどでペットボトルの分別投入の啓発を実施。また、今後プラスチックの循環推進等の教育啓発も連携して行っていく予定だ。