2024年01月26日 12:53

アジラは、最先端の「行動認識AI」を搭載した「AI Security asilla」のバージョンアップ(ver.2.4)を発表した。
今回のバージョンアップはマイナーバージョンアップではあるものの、検知精度の向上のみに留まらず、警備業や施設管理などの現場からの要望が大きかった「飛び降り/飛び込み予兆検知」を始めとした新機能が追加実装された。新機能の実装にはアジラの研究チームであるHuman Science AI Reserch、通称「HSAR」で行われているヒューマンサイエンス領域の研究成果から技術転用されたものが数多く使用されている。
「飛び降り予兆検知機能」では、「移動軌跡」「位置情報」「身体各所の動作パターン」などの飛び降りを行う者の特徴をAIにフィードバックすることで、潜在的な危険行動の兆候を検知・発報することで飛び降り行為を未然に防ぐ。「スケボー・自転車乗り入れ検知機能」は、既に導入している施設からの要望が特に多かった「スケボー」「自転車」の乗り入れを検知する機能だ。他に、「エスカレーター違和感検知」「違和感検知精度の向上による不審行動の検知」「混雑検知機能」などを追加した。これらの機能追加の他、全体的な検知精度を上げることにより、一層の警備品質の向上や施設管理の運用効率の向上に寄与できるようになったバージョンアップになった。今後もアジラはHSARでの研究と「AI Security asilla」のさらなる発展を押し進め「あらゆる空間価値を高める社会インフラとなる」ことを目指す。